設立趣意書

1 趣 意


2000年の海苔の色落ち被害に端を発した「有明海環境問題」が契機となり、『有明海及び八代海再生特別措置法』の制定と関係5県の有明海再生計画が策定され、また、個々の研究を横断的につなぐ研究者会議の組織化の動きなど、原因究明と再生に向けた学際的・横断的な体制づくりも始まった。

 

一方で、「宝の海、有明海」を取り戻すには、有明海の周りにある山、川、平野、都市および海に関わる人がみずから有明海の魅力を再確認し、有明海と共生した暮らしを構築することが必要である。すでに取り組んでいる地域や団体はあるものの、単独での取り組みはすでに限界に近づきつつある。


そこで有明海の周りに関わる人や団体のネットワークの構築、行政・企業・大学とのパートナーシップが必要になっている。


有明海ぐるりんネットは、有明海の周りに関わる人がみずから有明海の魅力を再認識し、有明海と共生した暮らしを構築するために、情報交換や情報発信及び人的交流を促進し、地域の発展に寄与することが目的である。そのためには、人材を確保し、経済的な基盤を安定させる必要があり、法人格を持った恒常的な存在になることが求められている。



2 申請に至るまでの経過


平成16年4月より始まった有明海ぐるりんネット設立準備会は、大学教員、県職員、ジャーナリスト等の参加を得て有明海に関する学習会などを開催してきた。


議論を重ねていくうちに、有明海問題に関する調査・広報・イベント実施の中核となる組織の必要性が確認され、平成16年6月5日、東与賀町ふれあい館において、有明海ぐるりんネット設立準備会と諸団体が中核となって結成した有明海ぐるりんネットシンポジウム実行委員会の主催により「有明海ぐるりんネットシンポジウム」を開催し、佐賀県、福岡県、熊本県の諸団体と一般参加者を合わせて500名の参加者を得た。


その後、検討を重ねた結果、今後もこのような活動を継続していくために、法人格取得に向けての組織化が必要であるとの意見の集約をみたので、有明海ぐるりんネット設立準備会が特定非営利活動法人格取得に向けて組織化することが決まった。

 

 

平成17年 6月 20日

    特定非営利活動法人有明海ぐるりんネット
  設立代表者  
    住所   佐賀県佐賀郡久保田町大字新田3714番地5 
    氏名   荒牧 軍治