ご挨拶

 

特定非営利活動法人有明海ぐるりんネット
代表理事 荒牧 軍治

 

2000年のノリの色落ち被害で有明海環境問題が社会問題化する中、大学、行政、マスコミ、市民の有志が集い、設立趣意書に『有明海に関する知識と知恵を共有化し,有明海と共生する暮らし方を探り,行動する組織として,NPO法人「有明海ぐるりんネット」を結成したいと考えています』と述べて、2005年にNPO法人を立ち上げました。「有明海に関する知識と知恵を共有化し,有明海と共生する暮らし方を探る」活動は、月1回の例会活動、年1回の冊子「有明海」の発刊を通して一定の成果を挙げることはできましたが、「行動する組織」としての実績は、「ラムサール登録へ向けた取り組み」以外、必ずしも十分ではなかったと考えています。


活動の目途と定めていた10年を迎え、「法人活動を継続するかどうか」を会員間で何度も討議しました。その結果「有明海問題が社会的に混迷を深めている今だからこそ、市民が有明海と有明海沿岸域の実情を学び、情報を発信し、活動を継続することは意味のあることであり、楽しいことだ」との意見で一致し、活動を継続することにしました。


活動を継続するに当たっては、法人名に「ぐるりんネット」の名前を付けた設立の理念に立ち返り、有明海沿岸域及び水共同体としての福岡都市圏との連携を深める活動を強化していきたいと考えています。幸い、東与賀干潟、肥前鹿島干潟のラムサール登録を地元の方々と共同で勝ち取った成功体験があります。有明海全体が登録可能な干潟なので、それらの地域との連携を一層強め、有明海全体を一つのラムサール登録地に拡充したいと考えています。

 

また、有明海の環境を改善するには二枚貝を増やすことが最も有効であることは科学的に証明されています。有明海産の二枚貝を増やすために、生産と消費の両面からユニークで有効な活動を展開していきたいと考えています


NPO法人は開かれた組織です。会員になって一緒に活動しませんか。参加をお待ちしています。